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ロコモティブ シンドロームという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これは、骨や関節、筋肉などの働きが衰えることで、寝たきりや要介護になる危険性がある状態のこと。“ロコモ”という呼び名で、近頃注目を浴びている言葉です。
近年、寝たきりや要介護状態になる人の数が増えています。平成19年に実施された国民生活基礎調査によると、要介護となる主な原因として、「脳血管疾患」「認知症」「高齢による衰弱」がよく知られているところですが、次に多いのが、「関節疾患」と「転倒・骨折」でした。この2つは、骨や関節、筋肉などの“運動器”の衰えが原因となっています。
転倒時の骨折リスクを低減し、骨折から運動量低下、筋肉量減少に繋がっていく悪循環を防ぐためには、健康な骨を維持することが必要です。ここでは、健康な骨とはどういう状態にあることを指すのかについて考えてみましょう。
身体における骨の重要な機能が、私たちの姿勢を保持し、外部からの衝撃に耐えることですから、骨には強くて折れにくいこと(つまり骨強度が高いこと)が必要です。つまり、健康な骨とは骨強度の高い骨であるということになります。

ロコモティブシンドロームの概念

201110img01立って歩くことが困難になると移動能力が低下し、トイレに行けなくなる、衣服の着脱が困難になるなどの日常生活レベルを低下させます。日常生活レベルの低下は、「メタボリックシンドローム」や「認知症」を誘発する恐れもあり、寝たきり状態や介護が必要な状態になるリスクが高まります。

※「ロコモティブシンドローム診療ガイド2010」
 日本整形外科学会編(文光堂).p4

1つでもあてはまっていたら骨や筋肉、関節などの運動器が衰えているサインです。
1.家の中で、つまづいたり滑ったりする。
2.階段を上るのに手すりが必要。
3.15分くらい続けて歩けない。
4.歩くスピードが極端に遅くなった(横断歩道を青信号で渡りきれない)。
5.片脚立ちで靴下が履けない。
6.2kg程度の買い物を持ち帰るのが困難。
7.家事が困難(掃除機の使用や布団の上げ下ろしなど)。

次回はロコモ予防についてお話しさせて頂く予定です。

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