そろそろ忘年会など飲み会の多い時期ですね。
美味しいものが沢山食べられるのは幸せなことですが、こんな食べ方をしていると内臓脂肪が蓄積して、メタボリックシンドロームになっちゃいますよ!
メタボリックシンドロームは生活習慣病へ一直線という状態ですから、メタボにならないためにも、どんな食べ方をするとメタボになってしまうのかを知って、メタボを予防しましょう。
メタボにつながる食べ方
1.お酒を飲みながらの食事。
お酒のおつまみは、脂っこいものが多いですよね。
知らず知らずのうちに、カロリーオーバーになってしまいます。
通常、消化吸収の過程で糖分は肝臓でグリコーゲンとして貯蔵されます。
しかし、お酒と一緒に食べている時は、肝臓はグリコーゲンの貯蔵よりも先にアルコールの分解を始めます。
そのため、糖分が余ってもグリコーゲンとして蓄積されません。では、余った糖分はどうなるのでしょうか?
それは、脂肪として蓄積されるのです。
だから、お酒を飲みながら食事をすると、メタボになりやすいのです。
2.夜食を食べる。
深夜に食べると、太りやすいとよく言われますね。
これは、摂取したカロリーを消費しないまま寝てしまうことが原因の1つです。
もう一つは、BMAL1というたんぱく質が曲者です。
このBMAL1は、厄介な働きを持っています。BMAL1は22時から翌2時ごろに体内で最も多く分泌され、エネルギーを内臓脂肪に変えて蓄積する働きを持っています。
つまり、BMAL1が多く分泌される22時から翌2時までに食事をしてしまうと、それだけで内臓脂肪が付きやすくなるということです。
夜食を食べる人はメタボになりやすいので要注意です。
3.早食い。
同じものを食べても、ゆっくり食べる人と早食いの人では、メタボのリスクが変わってきます。
なぜなら、早食いの人はレプチンという物質が分泌される前に、どんどん食べてしまうので、ついつい食べ過ぎてしまいます。
レプチンという物質が分泌されると、満腹中枢を刺激して、満腹感を感じ、食べるのを止めますが、このレプチンは食べ始めてから20~30分しないと働きません。
そのため、早食いの人はどんどん食べてしまい、カロリーオーバーになり、内臓脂肪が蓄積してしまうので、メタボになってしまいます。
メタボになると、心筋梗塞や脳卒中のリスクが、大幅に増えるので、お酒は控えめに、深夜は食べない、ゆっくり噛んで食べ、メタボを予防しましょう。