あなたは、枕をどこに当てて寝ていますか?
あなたは枕を頭に当てていませんか?
睡眠は1日働いて疲れた身体を休める時間です。
首は、頭と頸椎という7つの骨とそれらを支える多数の筋肉で構成されています。そして、頸椎は前方凸の前弯というカーブを作っています。
このカーブを弓に例えると、その後ろにある弦は、筋肉です。この前弯が正しいカーブをもっていれば、筋肉はリラックスし、必要なとき必要なだけ力を出すことが出来るのです。
しかし、このカーブが無くなり直立あるいは、後方凸になってしまうと、筋肉は必要以上に引き伸ばされ常に元へ戻ろうとし、リラックス出来ない状態になってしまいます。
この状態が長時間続くと乳酸など筋肉疲労物質が溜まり、肩こりを引き起こします。枕を後頭部に当てて寝ると、強制的にこの前弯を崩壊し筋肉は、これをくい止めようとします。これでは、昼間、頭を支えるために働いた筋肉は、夜も働かされ休む事が出来なくなり筋肉疲労物質が溜まり、肩こりが起こるのです。
この筋肉をリラックスさせるためには、頸部に枕を当てて寝ることによって、本来あるべき前弯を保つことが必要なのです。これにより、筋肉は休むことができ筋肉疲労物質を排除する時間ができます。
こうして肩こりは、解消できるのです。
本来、枕は頸椎の前弯を正しく保つために頸部に当てて使用するものです。あなたは枕を頭に当てて寝ていませんか?